プロンプトのルール⑥|情報は少なく、整理して書く

AI画像生成では「たくさん指定したほうが良い」と思われがちですが、 実は情報を詰め込みすぎるほど、画像は崩れやすくなります。 このルール⑥は、 アニメジェン式プロンプト6ルールの“最終まとめ”です。

なぜ情報を入れすぎると崩れるのか?

AIは、プロンプトに書かれた情報をすべて同時に満たそうとします。 そのため、 プロンプトの順番構図・アングル指定 が整理されていないと、AIが混乱してしまいます。

アニメジェン式・整理されたプロンプト基本構造

【主役】
【外見】
【服装】
【ポーズ】
【背景】
【品質タグ】

この順番は、 ルール①:基本構造 ルール③:背景は最後 ルール④:品質タグ をすべて統合した形です。

各ブロックは短く・明確にまとめるのが最大のコツです。

良い例|情報が整理されたプロンプト

one anime girl, solo,
pink hair, ponytail, gentle eyes,
school uniform,
standing pose,
soft pastel background,
high quality, masterpiece

情報量は少なめですが、 AIが迷わず解釈できるため、安定した1枚絵になりやすい構成です。

悪い例|情報を詰め込みすぎたプロンプト

one anime girl, solo, cute, beautiful, extremely cute,
pink hair, pastel pink hair, light pink hair, long hair, semi-long hair,
school uniform, sailor uniform, blazer,
standing pose, sitting pose, walking,
classroom, street, sunset, night,
high quality, best quality, ultra quality, masterpiece

指示が多すぎて矛盾も含まれており、 AIがどれを優先すればいいか分からなくなっています。

これは 品質タグの盛りすぎアングル指定の多用 が原因になる典型例です。

迷ったら「足す」より「削る」

プロンプトがうまくいかないときは、 新しい言葉を足すよりも不要な言葉を削るほうが効果的です。

「この単語がなくても成立するか?」 という視点で見直すと、プロンプトが一気に整理されます。

アニメジェン式・プロンプト6ルール総まとめ

  1. 主役はひとりにする
  2. ネガティブプロンプトを使う
  3. 背景は最後に書く
  4. 品質タグは控えめに使う
  5. 構図・アングルを指定する
  6. 情報は少なく、整理して書く

この6つを守るだけで、AI画像の安定感と再現性は大きく向上します。

まとめ

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