プロンプトのルール③|背景は“最後”に書く
背景を最初に入れると、AIが背景を優先して処理し、キャラの形が崩れやすくなります。
この記事では、キャラが安定するプロンプト順を初心者向けにまとめています。
まだ ルール①(基本構造) と
ルール②(ネガティブプロンプト) を読んでいない場合は、
先にチェックしておくと理解がより深まります。
プロンプトの基本ルールを順番に理解しよう
- ルール①:プロンプトの基本構造
- ルール②:ネガティブプロンプト
- 👉 今ここ:ルール③:背景は最後に書く
- ルール④:品質タグは控えめに
- ルール⑤:構図とアングル
なぜ背景は最後に書くのか?
AIはプロンプトを「上から順番に」重要度を判断します。 背景を先に書くと、AIが“背景を主役”と誤認します。
- 背景が主役より強く反映される
- キャラの色味が背景に引っ張られる
- 人物の形が崩れやすくなる
逆に背景を最後にそっと添えると、 主役キャラの美しさを保ったまま、世界観だけ自然に加わります。
また、背景崩れを防ぐには → ネガティブプロンプト(ルール②) と組み合わせるとさらに効果が高まります。
アニメジェン式・背景を入れる順番
この順番は、 ルール①:基本構造 と ルール②:ネガティブ を前提にしています。 先に読むと理解が一気に深まります。
【主役】 → 【外見】 → 【服装】 → 【ポーズ】 → 【背景(最後)】
背景は「装飾」扱いです。 主役情報をすべて書いた後に追加すると、AIが正しく優先順位を理解します。
良い例(背景が最後)
one anime girl, solo, pink hair, twintail, detailed eyes, white sailor uniform with ribbon, standing pose, hands behind back, soft pastel background, classroom window light
キャラがしっかり立ち、背景は雰囲気を整える役割に収まっています。
悪い例(背景を先に書いた場合)
classroom, window light, soft background, one girl, pink hair, white uniform, standing pose
AIが“背景を優先”と判断し、 ・色味が背景に寄る ・人物の形が破綻しやすい ・ディテールが不安定 といった現象が起きやすくなります。
背景指定のコツ(アニメジェン式)
- 細かく書きすぎない(家具・模様など)
- 雰囲気だけ伝える(例:soft light / pastel background)
- キャラより情報量を少なくする
- 背景は“添えるもの”として扱う
特に人物メインの画像では、背景を控えめにすると一気に安定します。 カメラアングルを整えたいときは → 構図・アングル(ルール⑤) も合わせて読むとさらに理解が深まります。
まとめ
- AIは最初の情報をもっとも重要だと判断する
- 背景を最後に書くとキャラが崩れにくい
- 雰囲気程度の控えめな指定がベスト
- “主役→外見→服装→ポーズ→背景”がアニメジェン式基本順序
- 背景崩れ対策には ネガティブ(ルール②) が必須
続きの記事はこちら:
【ルール④:品質タグの正しい使い方】