AI画像が崩れた時の直し方チェックリスト|Before / Afterで見る7つの原因
AI画像が崩れた時に、私は最初「もっと良い単語を足せば直る」と思っていました。
でも実際にAnimeGenで何度も試すと、原因は単語不足よりも、
主役の曖昧さ・情報の入れすぎ・順番の乱れにあることが多かったです。
このページでは、AI画像生成でよくある崩れを 7つのチェック項目に分けて、 Before / Afterでどう直すかを整理します。 顔、手、背景、品質タグ、構図、光、情報量の順に見れば、 初心者でも原因を切り分けやすくなります。
先に結論:崩れたらこの7つを見る
- 主役が1人に固定されているか
- 情報を盛りすぎていないか
- 顔・表情を盛りすぎていないか
- 手・指の事故をネガティブで止めているか
- 背景を前に出しすぎていないか
- 構図・アングルを複数指定していないか
- 光と影の方向が曖昧ではないか
直す時は、一度に全部変えません。1項目だけ変えて、Before / Afterで差を見るのが一番わかりやすいです。
まず見るべきBefore / After
主役・背景・品質タグが散っている状態
主役と情報量を整理した状態
この比較は、実践編①で詳しく解説しています。 ここでは同じ考え方を、チェックリストとして使える形にまとめます。
原因1:主役が固定されていない
最初に見るのは、AIが「誰を描くのか」を理解できているかです。
cute girl だけだと、1人なのか複数なのか、上半身なのか全身なのかが曖昧になります。
悪い例
cute girl, smiling, room, beautiful background
良い例
one anime girl, solo, upper body shot, gentle smile, simple background
まず one anime girl と solo で主役を固定します。
全体の流れは AIキャラクターの作り方完全ガイド でも整理しています。
原因2:情報を盛りすぎている
「せっかくだから全部入れたい」と思って、髪型、服、背景、小物、光、品質タグを一気に入れると、 AIは優先順位を判断しにくくなります。私も最初はここで何度も崩しました。
- 同じ意味の単語を何個も入れている
- 背景や小物が主役より詳しい
- なくても成立する形容詞が多い
迷ったら、まず削ります。詳しくは ルール0|崩れる原因は9割コレ が近い内容です。
原因3:顔・表情を盛りすぎている
AnimeGenで試した範囲では、強い表情語を複数重ねると、目や口の形が不安定になることがありました。
smiling, happy, cheerful, joyful のように盛ると、目や口が不自然になることがあります。
happy、joyful、cheerful のような
似た表情語を重ねると、目・口・眉など複数の表情要素が同時に強く出て、
全体の表情が不自然になることがあります。
表情ワードが強く、顔が不安定
顔の土台を作り、弱い表情に整理
今回の画像で起きていた問題
- 笑顔の指定を複数入れていた
- 目と口の形が強くなりすぎていた
- 表情以外の情報も多く、顔の優先順位が下がっていた
修正前
smiling, happy, cheerful, joyful
修正後
gentle eyes, soft mouth, slight smile
今回の例では、表情語を整理したことで、 目の形と口元の印象がまとまり、Beforeより自然な表情に近づきました。 ただし、モデルや生成条件によって結果は変わります。
表情は「弱く1つ」が安定します。実例は 表情が崩れる原因と直し方 にあります。
原因4:手・指の事故を止めていない
手や指は崩れやすい部分です。ネガティブプロンプトを入れていない場合、 指が増える、手首が不自然、形が溶けるといった失敗が出やすくなります。
Negative prompt: bad hands, extra fingers, missing fingers, deformed hands
ネガティブだけで完全に直るとは限りません。手が大きく写る構図を避けることも大切です。 基本セットは ネガティブプロンプト完全版 にまとめています。
原因5:背景が前に出すぎている
背景を最初に詳しく書くと、AIが背景を強く拾って、主役の印象が弱くなることがあります。 キャラクター画像では、背景は最後に短く添えるほうが扱いやすいです。
悪い例
beautiful detailed classroom, sunlight, desks, window, one anime girl
良い例
one anime girl, solo, school uniform, upper body shot, simple classroom background
背景は主役の後ろに置くイメージです。背景の考え方は ルール③|背景は最後 が参考になります。
原因6:構図・アングルを複数指定している
from above と from below、close up と wide shot のように、
相性の悪い指定を同時に入れると、画面が不安定になります。
主役の位置と見せ方が曖昧
見せたい構図を1つに整理
アングルは基本1つです。構図の実例は 構図とアングルのBefore / After にあります。
原因7:光と影の方向が曖昧
画像がAIっぽく見える時は、顔や手ではなく、光が原因のこともあります。 光源が曖昧だと、影が弱くなり、全体が平たく見えます。
光源が曖昧で平たく見える
光の方向を決めて立体感を出す
soft side lighting, warm afternoon light, gentle shadow
品質タグを足す前に、光の方向を1つ決めます。光の実例は ライティングと影のBefore / After が近いです。
崩れた時の修正手順
- Before画像を見て、崩れている場所を1つだけ決める
- 主役・情報量・顔・手・背景・構図・光のどれかに分類する
- プロンプトを1項目だけ変える
- 同じ方向性で再生成する
- Afterで改善した場所と、まだ残った違和感をメモする
「なんとなく微妙」で終わらせず、どこが微妙かを言葉にすると次の修正がしやすくなります。
そのまま使える最小修正プロンプト
原因がまだ分からない時は、まずこのくらいまで戻して試します。 ここから1つずつ足すと、どこで崩れたか分かりやすいです。
one anime girl, solo, school uniform, upper body shot, slight smile, simple background, high quality Negative prompt: low quality, blurry, bad anatomy, bad hands, extra fingers, distorted face, text, watermark
おすすめの確認順
どこから直せばいいか迷った時は、次の順で確認すると原因を切り分けやすくなります。
私も最初は、ネガティブプロンプトや品質タグを増やせば直ると思っていました。 しかし実際には、不要な単語を削り、主役と順番を整理したほうが改善した例がありました。
- 主役が1人に固定されているか
- 情報量を盛りすぎていないか
- 顔・表情の指定が強すぎないか
- 手・指の事故対策が必要か
- 背景が主役より強くなっていないか
- 構図・アングルが矛盾していないか
- 光と影の方向が決まっているか
一度に全部変えず、上から1項目ずつ確認するのがポイントです。
よくある質問
AI画像が崩れた時、最初に何を直せばいいですか?
まず主役が1人に固定されているか、情報量が多すぎないかを見ます。 いきなり品質タグやネガティブを増やすより、主役と順番を整理するほうが早いことが多いです。
顔や表情が崩れる原因は何ですか?
表情ワードの盛りすぎ、顔パーツの指定不足、顔向けネガティブ不足が原因になりやすいです。
slight smile のように弱い表情を1つだけ指定すると安定しやすくなります。
ネガティブを入れても崩れる時はどうしますか?
ネガティブだけでなく、構図と情報量を見直します。 手が大きく写る構図や、複数アングルの同時指定は、ネガティブを入れても崩れやすいです。
Before / After画像はどう使えば上達しやすいですか?
Beforeで崩れた場所を1つだけ言語化し、Afterでそこが改善したかを見ます。 一度に全部変えず、1項目ずつ比較すると原因を見つけやすくなります。
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まとめ
AI画像が崩れた時は、センス不足ではなく、原因の切り分け不足で止まっていることが多いです。 主役、情報量、顔、手、背景、構図、光の7つに分けると、直す順番が見えます。
AnimeGenでは、完成例だけでなく失敗例も残して、どこをどう直したかを見える形にしています。 まずは1枚のBeforeを見て、「どこが崩れているか」を1つだけ言葉にするところから始めてください。
最終更新日:2026年7月10日