AI画像の光・影を段階比較
ライティングの見え方を確認する実践編④

AnimeGenで作成した作例では、画面全体の明るさが均一で、光源と影の方向を読み取りにくい状態がありました。
この記事では、真っ白な状態→薄い陰影→方向光→空気感→Afterの順に、光に関する指定を変更した画像を掲載します。 構図、表情、ネガティブ全般の直し方は重ねて説明しません。

このページは、AnimeGenで実際に作成した画像を使い、光源・影・ライティングの見え方だけを確認する実践記事です。

検証条件

Before、Step1~3、Afterを掲載順に見比べ、光と影の見え方を確認しました。 現在確認できる検証記録は次のとおりです。

検証環境

サービス名記録なし
使用モデル記録なし
検証日記録なし
画像サイズ生成時の記録なし
生成枚数総生成枚数は記録なし(掲載画像はBefore、3つのStep、After)
設定Seed・Preset・その他の生成設定は記録なし

検証方法

光と影に関するプロンプトを段階的に変更した画像を、BeforeからAfterまで順番に確認しました。 各画像で光以外の条件が同一だったことを示す記録はありません。

確認ポイント

  • 顔、髪、制服に見える明暗差
  • 窓と人物の明るい側から読み取れる光の方向
  • 床や机を含む背景の影
  • 光線、粒子、目のハイライトの有無

今回変更した条件

  • 薄い陰影と顔・髪の影に関する指定
  • 単一光源、窓からの方向光、夕方の色温度
  • リムライト、光線、空気中の粒子、目のハイライト
  • Afterではポーズ、質感、品質に関する語も含む

変更しなかった条件

サービス、モデル、Seed、画像サイズ、人物、構図、背景、その他の生成設定について、 各画像で同一だったと確認できる記録はありません。

比較対象

光源と影を抑えたBefore、薄い陰影を加えたStep1、方向光を加えたStep2、 光線と空気感を加えたStep3、複数の指定を含むAfterを比較しています。

今回の作例から分かること

掲載画像では、指定を変更する過程で、顔や服の陰影、光の向き、明暗差、空気感の見え方が変化しています。 各Stepで追加した光関連語と、その段階の画像を対応させて確認できます。

今回の作例だけでは分からないこと

各語の単独効果、同じ条件での再現率、別のサービスやモデルでも同じ傾向になるかは判断できません。 Afterでは光以外の語も変わっているため、最終画像の変化がライティング指定だけによるものとは断定できません。

AI画像生成にはランダム性があります。記録がない条件は推測せず、掲載画像と本文から確認できる範囲だけを説明しています。

比較するときの注意事項

BeforeからAfterまでの人物、ポーズ、細部は完全には一致していません。 この記事は光に関する指定と画像の見え方を対応させた作例記録であり、ライティング語だけを変えた統制実験ではありません。

まずは結果(Before / After)

左が Before(真っ白)、右が After(完成)。 掲載画像では、光源の向き、影、明暗差の見え方が変化しています。

Before:真っ白・影なしでAIっぽい
Before(真っ白)
After:説得力のあるライティング
After(完成)

0) Before:真っ白の失敗を作る

Beforeでは、光源、影、明暗差を抑える語を入れています。
掲載画像では、顔や服の陰影が弱く、画面全体が均一に明るく見えます。

Before:光源が曖昧で影がない(真っ白)
Before(真っ白):全体の明暗差が小さい作例(クリックで拡大)
anime girl, school uniform,
front facing, stiff pose,
flat lighting, uniform lighting,
multiple weak light sources,
no shadows, shadowless face,
overexposed highlights,
low contrast, grayish tones,
washed out colors,
uniform brightness across the image,
no depth, flat perspective,
plastic skin texture,
flat face, lifeless eyes

NEG: dramatic lighting, rim light, strong shadows,
contrast, depth, volumetric light, light rays

1) Step1:最低限の立体(ちょい立体)

このStepでは、薄い陰影に関する語を追加しました。

Step1:薄い陰影で立体を出す
Step1(ちょい立体):最低限の陰影で面を作る(クリックで拡大)
soft shading,
subtle facial shadow,
gentle contrast,
natural folds,
soft shadow under chin,
soft hair shading

画像で確認できる変化:Beforeと比べて、頬・顎下・髪に陰影が見られます。


2) Step2:方向光(夕方光入り)

このStepでは、単一光源窓からの方向光に関する語を追加しました。
掲載画像では、光の方向と明暗差を確認できます。

Step2:窓から入る夕方の方向光
Step2(夕方光入り):窓側からの明るさが見える作例(クリックで拡大)
single light source,
directional light from window,
soft sunset light,
side lighting,
cast shadow,
warm color temperature

画像で確認できる変化:窓側から光が当たる表現と、Step1とは異なる影の見え方が確認できます。


3) Step3:空気と光の質(完成直前)

このStepでは、光線、空気中の粒子、目のハイライトに関する語を追加しました。

Step3:光線・空気感・目ハイライトで完成直前
Step3:光線・粒子・目のハイライトを追加した作例(クリックで拡大)
cinematic lighting,
golden hour lighting,
strong rim light,
volumetric light,
light rays through window,
floating dust particles,
eye highlight,
soft glow,
deep shadow contrast

画像で確認できる変化:光線、粒子、目のハイライトが加わり、Step2とは異なる光の質感が確認できます。


4) After:最終画像

最後は、Step2・3で使った光関連語を含むプロンプトにまとめています。
ポーズ、質感、品質に関する語も含むため、光だけを変更した画像ではありません。

After:一貫した光源と影で説得力のある絵
After(完成):クリックで拡大(上の比較は原寸)
anime girl, school uniform,
natural pose,
cinematic golden hour lighting,
single directional light from window,
strong rim light,
volumetric light rays,
floating dust particles,
warm color grading,
deep shadow contrast,
detailed hair shading,
realistic fabric folds,
bright eye highlight,
high detail, masterpiece

NEG: flat lighting, shadowless, overexposed, low contrast, washed out, plastic skin

まとめ:迷ったらここだけ

この作例では、薄い陰影→単一光源→方向光→光線と空気感の順に指定を変更しました。

同じ流れを試す場合も、光以外の条件を記録し、1回の生成結果だけで効果を断定しないことが重要です。


執筆・検証:pixim(羽根ちゃん)

AnimeGenで実際に確認・検証した内容をもとに執筆しています。記録のない条件は推測で補完していません。
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