AI画像が崩れる原因と直し方|Before / Afterで見るプロンプト修正例

今回掲載している作例では、主役、背景、品質タグ、ネガティブプロンプトなど複数の項目を変更しています。
このページでは、実際の Before / After を使って、 「どこに違和感があったのか」「何を変更したのか」「変更後にどう見えたのか」を順番に解説します。

検証条件

この記事は、実際に生成した画像を比較した結果をもとにまとめています。現在確認できる検証記録は次のとおりです。

検証環境

サービス名記録なし
使用モデル記録なし
検証日記録なし
画像サイズ記録なし
生成枚数記録なし
設定Seed・生成設定ともに記録なし

検証方法

主役の明確化、ネガティブプロンプト、背景、品質タグを段階的に見直し、各Stepで見た目の変化を確認しました。複数条件を変更した作例のため、語順だけの効果を証明する比較ではありません。

今回変更した条件

変更しなかった条件

サービス、モデル、Seed、画像サイズ、その他の生成設定について、BeforeとAfterで同一だったと確認できる記録はありません。

比較対象

修正前のBefore画像・プロンプトと、上記4項目を変更したAfter画像・プロンプトを比較しています。

確認したポイント

今回の作例から分かること

複数の指定を整理したAfterでは、Beforeと比べて主役、背景、顔まわりの見え方に変化が確認できます。

今回の作例だけでは分からないこと

複数条件を変更しているため、どの1項目が変化の原因だったか、同じ条件で何回再現するか、別のサービスやモデルでも同じ傾向になるかは判断できません。

検証結果について

AI画像生成にはランダム性があり、環境やモデルの更新によって結果が変わります。検証条件の記録が残っていないため、同一結果の再現を保証するものではありません。

プロンプトの順番はAI画像にどこまで影響する?

プロンプトの解釈方法は、使用する画像生成サービスやモデルによって異なります。 先頭に書いた単語が、どの環境でも必ず最優先されるとは限りません。

AnimeGenでは、主役から背景へ整理して書くことで、どの指示を変更したのか確認しやすくしています。 今回のBefore / Afterでも、順番の整理だけでなく、主役の明確化、重複した品質タグの削減、 ネガティブプロンプトの追加を行いました。そのため、順番だけが改善の原因とは断定できません。 AnimeGenで確認した修正例のひとつとして紹介します。

症状を先に切り分けたい場合は、AI画像が崩れる7つの原因を診断すると、 自分の画像で最初に見直す場所を探しやすくなります。

Before / After:プロンプト修正でどれだけ変わる?

AI画像 Before例:プロンプト修正前
Before
AI画像 After例:プロンプト修正後
After

掲載した作例では、主役・背景・品質タグなど複数の条件を変更した後に見た目が変化しています。

Before画像のどこが崩れていたのか

  • 主役の印象が弱い:何を一番見せたい画像なのかが曖昧
  • 背景や雰囲気が前に出すぎる:人物より周辺情報が強くなっている
  • 品質タグが強すぎる:主役情報より“きれいに描け”の指示が目立っている
  • 全体の方向性が散っている:掲載画像では顔や全体の印象にも違和感が見られる

この例では、単語の追加ではなく、何を削るか・どの順番で並べるかを見直した後の画像を掲載しています。 記録がない条件もあるため、どの変更が結果に影響したかは特定できません。

修正前のプロンプト例

cute girl, another girl, smiling, chair, room, soft light,
beautiful background, detailed room,
high quality, best quality, ultra high quality, masterpiece

これは“よくある崩れ方”を再現した例です。
問題は、主役が曖昧で、背景・雰囲気・品質タグが先に強く出ていることです。

今回やった修正はこの4つ

  1. 主役を1人に固定した(one anime girl, solo)
  2. ネガティブプロンプトを追加した(bad hands / extra fingers / text など)
  3. 背景を最後に回した(主役のあとに雰囲気だけ足す)
  4. 品質タグを減らした(必要最小限に絞る)

この例では、この4つを順番に見直すことで、変更点と結果を比較しやすくなりました。

Step1:主役を1人に固定する

one anime girl, solo,
Step1:主役をsoloにした作例
主役を1人にする指定を加えた作例

この作例では、主役を1人にする指定を加えています。単独の効果を確認した比較ではありません。

Step2:ネガティブプロンプトを追加する

※ サービスによって書き方は違います。NEG: / Negative prompt: などの欄に入れます。

Negative prompt: low quality, blurry, bad anatomy, bad hands, extra fingers,
logo, text, watermark, cropped
Step2:ネガティブプロンプトを追加した作例
ネガティブプロンプトを追加した作例

この作例では、手・顔・文字に関する語を追加しました。 ネガティブプロンプトだけの効果を確認した比較ではありません。

使用例をもう少し確認したい場合は、手・指・文字に使うネガティブプロンプトの整理も参考にしてください。

Step3:背景は最後に回す

soft pastel background, classroom window light
Step3:背景に関する語を主役の後ろへ移した作例
背景に関する語を主役の後ろへ移した作例

AnimeGenでは、変更点を整理するため、最初に試す並べ方として主役のあとに背景を置いています。
語順だけの効果を確認した比較ではなく、生成条件によって結果は変わります。

Step4:品質タグを少数に絞る

high quality, masterpiece, detailed, beautiful lighting
Step4:品質タグの数を減らした作例
品質タグの数を減らした作例

この作例では品質タグの数を減らしました。
品質タグだけの効果を確認した比較ではなく、モデルや生成条件によって結果は変わります。

修正後のプロンプト例

one anime girl, solo,
school uniform,
upper body shot, from slightly above,
soft pastel background,
high quality, masterpiece

Negative prompt: low quality, blurry, bad anatomy, bad hands

修正後は、主役 → 構図 → 背景 → 品質の順で整理されています。
足したというより、むしろ不要な情報を減らして整理したのがポイントです。

Afterで見え方が変化したポイント

  • 主役が見やすくなった
  • 背景が主張しすぎなくなった
  • 全体の印象がまとまった
  • “なんか微妙”なノイズ感が減った
複数のプロンプト項目を変更したAfter作例
複数の項目を変更したAfter作例

今回変更した項目と見た目の変化

今回は、単語の追加だけでなく、主役、背景、品質タグ、ネガティブプロンプトなどを変更しました。
複数の項目を同時に変更しているため、どの変更が見た目の変化につながったかは特定できません

  • 主役を先に書く → 主役に関する指定を先頭へ移した
  • ネガティブを入れる → 手・顔・文字に関する除外語を追加した
  • この例では背景を最後に回す → 人物と背景の変更点を比較しやすくする
  • 品質タグを減らす → 重複していた品質タグの数を減らした

これはAnimeGenの過去作例であり、一般的な効果を証明するものではありません。 生成条件によって結果は変わります。

最初の失敗を次の判断材料にする

AI画像生成を始めた頃は、出力を見て「違う」と感じても、どこが違うのかを説明できず、 変更点を決めないまま生成を繰り返していました。 そこで、顔、手、主役、背景のうち、気になった場所を言葉にしてから次の修正を選ぶようにしました。

失敗した画像を成功・失敗だけで終わらせず、違和感の場所と次に変える項目を1つ記録すると、 次の画像を比べるための判断材料として残せます。

当時の画像、サービス名、モデル、Seed、画像サイズ、生成設定は記録が残っていません。 そのため、この体験は掲載中のBefore / Afterの検証条件には含めず、当時確認できた作業上の気付きとして区別しています。

まとめ

  1. Beforeでは、主役の見え方と情報の散り方に違和感があった
  2. 主役・ネガティブ・背景・品質タグなど複数の項目を変更した
  3. 記録がない条件もあるため、変化の原因は特定できない

この作例では、順番と情報量を含む複数の項目を見直しました。
自分の画像で試す場合は、同じ生成条件で1項目ずつ比較してください。

この作例から次に確認すること

この作例で扱わなかった内容は、目的に合う記事で確認できます。

最終更新日:2026年8月5日

検証・執筆:pixim(羽根ちゃん)
AI画像生成を使ったキャラクター制作と、失敗例からの修正過程を記録しています。
記録がない生成条件は推測で補っていません。