Leonardo.Ai キャラクター再現性検証

同じAIキャラクターを別シーンでも維持できる?Leonardo.Aiで検証

Leonardo.AiのImage Referenceに基準画像を設定し、表情・背景・ポーズ・服装を変えたとき、同じAIキャラクターの特徴がどこまで残るかを実画像で比較しました。 成功例だけでなく、指定していない顔立ちや髪型まで変わった失敗例も掲載します。

この記事はLeonardo.Ai全体の性能を断定するものではありません。記載している結果は、今回確認した48枚の生成画像に限ったものです。

今回の検証内容

基準となるキャラクター画像をImage Referenceとして使用し、基準となるプロンプトを設定しました。変更したい要素を中心にプロンプトを変え、一度に4枚ずつ生成。表情・背景・ポーズ・服装について各3条件、合計48枚を基準画像と目視で比較しています。

  1. 表情を変更:微笑み、驚き、悲しみ
  2. 背景を変更:公園、教室、街
  3. ポーズを変更:手を振る、横向き、座る
  4. 服装を変更:ピンクパーカー、制服/ブレザー、白ワンピース

各条件で複数枚を生成して比較しました。本文では、その中からキャラクターの特徴が比較的維持された例と、変化が分かりやすかった例を掲載しています。

検証条件と方法

項目今回の設定
使用サービスLeonardo.Ai
ModelLucid Origin
StyleDynamic
Generation ModeFast
画像サイズ1:1 / Medium(1200×1200)
Seed12345
Prompt EnhanceON
Image Reference使用
ネガティブプロンプト使用なし
生成枚数各条件4枚
検証条件数12条件
合計生成枚数48枚
検証日2026年8月3日

実際に使用した基準プロンプト

masterpiece anime illustration, one young adult woman, solo, medium-length dark brown hair, straight bangs, amber eyes, fair skin, gentle facial features, slim build, wearing a navy blue hoodie and white shirt, standing naturally, front view, neutral expression, upper body, simple light background, clean line art, soft cel shading, consistent character design

キャラクター維持の判定基準

「似ているか」だけではなく、基準画像と見比べて次の特徴が残っているか、指定していない部分まで変わっていないかを確認しました。

この記事の判定は、今回生成した画像を上記項目で目視比較した結果です。統計的な精度や成功率を示すものではありません。

基準となるキャラクター

Leonardo.AiのImage Reference検証に使用した基準キャラクター
Image Referenceに使用した基準画像。茶系の肩付近までの髪、茶〜琥珀系の瞳、紺色のパーカーが確認できます。

基準画像で確認できる特徴

髪型肩付近までの長さ。前髪は中央から左右へ流れている
髪色茶系
茶〜琥珀系
服装白い襟付きシャツと紺色のパーカー
構図正面向きの上半身

検証1 表情を変更

微笑み、驚き、悲しみを指定し、各条件で4枚ずつ生成しました。表情の指定は画像に反映され、髪色などの基本特徴が残るケースがある一方、目の大きさや顔立ちまで変化するケースも確認できました。

微笑み

ニュートラルな表情から微笑みに変更し、顔、目、前髪、輪郭を基準画像と比較しました。

微笑みへの変更後も顔や髪型が比較的維持された生成例
比較的維持された例(微笑み03):表情を変えても、茶系の髪、髪の長さ、目や輪郭など基準画像の主要な特徴が比較的残っています。
微笑みへの変更時に目や髪型、輪郭の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(微笑み04):微笑みは反映されていますが、03と比べても目の形、前髪、輪郭に違いがあり、基準画像と同じ顔立ちにはなっていません。

微笑みは両方に反映されましたが、目、前髪、輪郭の維持には画像ごとの差が確認できました。

驚き

驚いた表情を指定し、表情の変化に伴う目の大きさや顔立ちの差を確認しました。

驚いた表情でも髪色や輪郭が比較的維持された生成例
比較的維持された例(驚き04):目と口に驚きの表情が現れつつ、茶系の髪色、髪の長さ、輪郭が比較的残っています。
驚いた表情への変更時に目や顔立ちの変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(驚き03):驚いた表情は反映されていますが、基準画像と比べて目が大きく、前髪や顔立ちにも違いが見られます。

驚きの指定だけでなく、目の大きさや顔立ちまで変化する例が確認できました。

悲しみ

悲しい表情を指定し、眉、目、口の変化とキャラクターの主要な特徴を比較しました。

悲しい表情でも髪色や顔の特徴が比較的維持された生成例
比較的維持された例(悲しみ02):悲しそうな目と口が表現され、茶系の髪色や肩付近の髪の長さも比較的残っています。
悲しい表情への変更時に輪郭や目の形の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(悲しみ01):悲しい表情は反映されていますが、基準画像と比べて目の形、輪郭、髪のまとまり方に差があります。

同じ悲しみの条件でも、目、輪郭、髪型の見え方にばらつきが確認できました。

検証2 背景を変更

公園、教室、街を指定し、各条件で4枚ずつ生成しました。指定した背景はいずれも画像に反映されています。茶系の髪、茶〜琥珀系の瞳、紺色のパーカーが残る画像がある一方、前髪、顔型、髪の長さまで変わる画像もありました。

教室

教室の机や窓を背景に指定し、背景以外の特徴がどの程度残るかを比較しました。

教室の背景で顔や髪色が比較的維持された生成例
比較的維持された例(教室01):教室の机や窓が反映され、茶系の髪と瞳、紺色のパーカーも比較的残っています。
教室の背景は反映されたが前髪や顔型の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(教室04):背景指定は反映されていますが、基準画像と比べて前髪の形、顔の丸み、髪の長さに差があります。

教室は両方に反映されましたが、前髪、顔型、髪の長さには画像ごとの差がありました。

街中

建物や道路のある街中を背景に指定し、顔や髪、服装を基準画像と比較しました。

街中の背景で髪色や服装が比較的維持された生成例
比較的維持された例(街中02):街中の背景が反映され、茶系の髪と瞳、紺色のパーカーが比較的残っています。
街中の背景で前髪や顔立ちの変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(街中03):街中は反映されていますが、基準画像と比べて前髪、目の形、輪郭に違いが見られます。

街中への変更後も基本の配色が残る例がある一方、顔や前髪が変化する例も確認できました。

公園

緑や木のある公園を背景に指定し、キャラクターの主要な特徴を比較しました。

公園の背景で髪色や顔の特徴が比較的維持された生成例
比較的維持された例(公園02):公園の緑が反映され、茶系の髪と瞳、紺色のパーカーも比較的残っています。
公園の背景で髪の長さや顔立ちの変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(公園03):公園は反映されていますが、基準画像と比べて髪の長さ、前髪、目や輪郭に差があります。

背景だけを公園へ変更した条件でも、髪型や顔立ちまで常に一定にはなりませんでした。

検証3 ポーズを変更

手を振る、横向き、座るポーズを指定し、各条件で4枚ずつ生成しました。ポーズの指定は反映されましたが、正面以外の角度では顔立ちが変化する例があり、座る・手を振る条件では基準画像から構図も大きく変わりました。

横向き

正面から横向きへ変更し、顔の角度に伴う輪郭、目、髪型の変化を比較しました。

横向きでも髪色や顔の特徴が比較的維持された生成例
比較的維持された例(横向き01):横向きの姿勢が反映され、茶系の髪と瞳、肩付近の髪の長さが比較的残っています。
横向きへの変更時に輪郭や前髪の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(横向き04):横向きは反映されていますが、基準画像と比べて輪郭、目の形、前髪の流れに差があります。

正面以外の角度では、基準画像と顔の特徴を直接比較しにくくなり、輪郭や目にも差が確認できました。

座る

座った姿勢を指定し、ポーズと構図の変化に加えて顔や髪型を比較しました。

座るポーズで顔や髪型が比較的維持された生成例
比較的維持された例(座る01):椅子に座る姿勢が反映され、茶系の髪と瞳、紺色のパーカーが比較的残っています。
座るポーズで目や顔立ち、構図の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(座る03):座る姿勢は反映されていますが、基準画像と比べて目、輪郭、前髪と人物の写る範囲に差があります。

座る指定によって構図が変わり、同時に顔や髪型にも画像ごとの差が見られました。

手を振る

片手を上げて振るポーズを指定し、顔や髪型に加えて手と指の生成状態も確認しました。

手を振るポーズで顔や髪型が比較的維持された生成例
比較的維持された例(手を振る01):手を上げたポーズが反映され、茶系の髪、目、輪郭も比較的残っています。表示された手や指の形も確認対象にしました。
手を振るポーズで顔や目、髪型の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(手を振る04):同じ手を振る条件でも、基準画像と比べて目、輪郭、前髪に差があり、構図も変化しています。

手を振るポーズは両方に反映されましたが、顔、前髪、構図に差があり、表示された手や指も確認対象になりました。

検証4 服装を変更

ピンクパーカー、制服/ブレザー、白ワンピースを指定し、各条件で4枚ずつ生成しました。服装指定そのものは反映されましたが、髪の長さ、前髪、顔立ち、目の形、年齢感、構図など、変更を指定していない部分にも差が見られました。

白ワンピース

紺色のパーカーから白ワンピースへ変更し、服装以外の顔、髪型、構図を比較しました。

白ワンピースへの変更後も髪色や顔の特徴が比較的維持された生成例
比較的維持された例(白ワンピース01):白ワンピースが反映され、茶系の髪と瞳、前髪などの特徴が比較的残っています。
白ワンピースへの変更時に顔や頭身、構図の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(白ワンピース03):白ワンピースは反映されていますが、基準画像と比べて目、顔立ち、頭身、人物の写る範囲に差があります。

服装指定は反映された一方、顔や頭身、構図まで同じ状態にはなりませんでした。

制服/ブレザー

制服/ブレザーを指定し、衣服の反映と顔、目、髪型の変化を比較しました。

制服への変更後も髪色や顔の特徴が比較的維持された生成例
比較的維持された例(制服/ブレザー01):紺色のブレザーが反映され、茶系の髪色、目、前髪が比較的残っています。
制服への変更時に顔立ちや髪型の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(制服/ブレザー03):制服は反映されていますが、基準画像と比べて目の形、輪郭、髪の長さと人物の印象に差があります。

制服への変更は確認できましたが、変更を指定していない顔や髪型にも差が見られました。

ピンクパーカー

パーカーの色を紺からピンクへ変更し、服装以外の主要な特徴を比較しました。

ピンクパーカーへの変更後も顔や髪型が比較的維持された生成例
比較的維持された例(ピンクパーカー01):服装がピンクパーカーへ変わり、顔型、目、前髪、髪の長さなど基準画像の主要な特徴が比較的残っています。
ピンクパーカーは反映されたが顔や頭身、構図の変化が見られた生成例
変化が分かりやすい例(ピンクパーカー03):服装自体は反映されていますが、顔、目、髪型、頭身の印象が基準画像から比較的大きく変わり、構図も上半身から全身へ変化しています。

服装指定自体は4枚とも反映されましたが、同じ服装変更でもキャラクターの顔や頭身、構図まで一定に維持されるとは限りませんでした。

比較結果

変更内容指定内容の反映キャラクター維持で確認できたこと
表情髪色などが残る例がある一方、目の大きさや顔立ちまで変化する例があった
背景基本特徴が残る例と、前髪・顔型・髪の長さが変化する例の両方があった
ポーズ角度・構図の変更に伴って顔立ちの差が大きくなる例があった
服装服装は反映されたが、髪型・顔立ち・目・年齢感・構図まで変化する例があった

今回の検証で分かること・分からないこと

実際に比較するときの確認ポイント

今回のように生成結果を比較するときは、変更対象だけでなく、指定していない特徴も基準画像と見比べる必要があります。

まとめ

今回の条件では、Image Referenceを使うことで、茶系の髪や瞳、紺色のパーカーなど一部の特徴が維持されるケースがありました。一方、表情・背景・ポーズ・服装を変更すると、指定していない顔立ちや髪型まで変化する画像も確認されました。

とくに、表情変更時の目の大きさ、背景変更時の前髪や顔型、横向き時の輪郭、服装変更時の年齢感や構図には差が見られます。Image Referenceを使えば完全に同じキャラクターを固定できる、とまでは今回の検証から判断できません。

今回の結果は、記事内に記載した設定と48枚の生成画像をもとにしたものです。モデルや設定を変更した場合に同じ傾向になるかは、今回の検証からは判断できません。

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